①Bluetooth SIGメンバー登録方法の解説

 In 電波法・Bluetooth認証関連

【2015/12/05 更新】

2014年2月より、Bluetooth認証に関する大幅なルール変更がありました。
本ページでご紹介している内容は旧ルールに基づく内容となっており、現ルールとは異なりますのでご注意ください。

Bluetooth認証の新ルールについて詳しく知りたいメーカーエンジニアの方には、定期的にセミナー『メーカーエンジニアが知っておくべき電波法・Bluetooth認証の基礎知識』を開催しております。セミナーに関する情報はこちらのページをご覧ください。


また、無線化.comでは最終製品メーカー様のBluetooth認証EPL登録を代行しております。詳しくはこちらのページをご覧ください。

〜 Bluetoothロゴを使用するためにはどうすればいいの? 〜

ZEALシリーズを自社製品に組み込んだ場合、製品やマニュアル類にBluetoothロゴを使用するためにはどうすれば良いのですか?

Bluetooth SIGへのメンバー登録とEPL登録という
無料のウェブ登録が必要です。

このページでは日頃お客様よりお問い合わせの多い「自社製品にBluetoothモジュール(ZEALシリーズ)を組み込んだ場合のBluetoothロゴマークの使用方法」について解説します。

ロゴ認証(Bluetooth SIG認証)

Bluetoothはメーカー、機器の種類を問わず相互接続できることを目指しており、そのための仕組みとしてロゴ認証(Qualification)というものを規定しています。このロゴ認証を取得した製品にはBluetoothのロゴマークを付けることが許可され、SIGのウェブサイトに認証済み機器として登録されます(リスティング登録)

『Bluetooth®』はBluetooth SIG,Inc.の登録商標であり、エイディシーテクノロジー株式会社はライセンスに基づいて使用しています。

例えば弊社BluetoothモジュールZEALを製品に組込んだ場合、ZEALはBluetooth SIGのロゴ認証済みですので、その認証済みデザインに全く変更を加えず組込むことを前提として、EPL(End Product Listing)登録を行うことにより、最終製品でもロゴマークを使用することができるようになります。

EPL登録はSIGのウェブサイトから行うことが可能で、無料であるため、お客様は特に費用を負担することなくBluetoothロゴマークを使用することができるようになります。逆にEPL登録を行わずにBluetoothロゴを使用することは、商標権の侵害の恐れがありますのでご注意ください。

尚、ロゴ認証を受けるためにはBluetooth SIGへのメンバー登録が必要となります。ここでは詳しいメンバー登録方法について解説していきます。

自社製品にBluetoothロゴマークを使用しなかったり、マニュアルにBluetoothを使用していると表記しなければメンバー登録やEPL登録はしなくてもいいの?

自社製品にBluetooth技術を使用する場合にはロゴマークの使用有無に関わらず、
ロゴ認証が必要です。
いくら無料でカンタンなWeb登録とは言え、やはり何かしらの登録作業は面倒です。よって「ロゴを使わなければ登録しなくてもいいの?」という類のお問い合わせは少なくありません。しかしながら、Bluetooth SIGはBluetooth技術を使用して開発した製品は全てロゴ認証が必要とアナウンスしているため、ロゴの使用有無に関わらずロゴ認証が必要となります(※ロゴ認証手続きを行った上でロゴを使用しない分には構いません)。無線化.comでは少しでもロゴ認証の手間を軽減するため、このような解説ページをご用意しております。尚、ロゴ認証は最終製品を販売する段階で必要となります。試作や評価段階では不要です。まずはお気軽にBluetoothモジュールをお試しください。

ロゴ認証取得方法は大きく2つ

自社製品のロゴ認証取得方法は下記のような2つのパターンがあります。

自社で最終製品としてロゴ認証を取得する

自社で認証機関にテストを依頼し、Bluetooth規格に沿った製品であることを認めてもらいます。テストに合格し認証されると、自社製品がBluetooth対応製品としてBluetooth SIGウェブサイトの製品一覧に登録(リスティング)されます。

ロゴ認証取得済みのBluetoothモジュールを自社製品に組込む

既にロゴ認証取得済み(リスティング)のBluetoothモジュールを自社製品に組込んだ場合、Bluetooth SIGのウェブサイト上でEPL登録(EPL: End Product Listing)の手続きを行うことでロゴマークを使用することが可能になります(本ページで手続き方法を解説します)。

上記どちらのケースでも、まず最初にBluetooth SIGへのメンバー登録が必要です

SIGのメンバーシップには『プロモーター(Promoter)』『アソシエート(Associate)』『アダプター(Adopter)』という3つのランクがあります。プロモーターはBluetoothの仕様策定の中心となっているメーカー、アソシエートはそれに準ずるメーカーです。どちらも年会費が必要です。一方、アダプターは「採用企業」という位置づけで無料で登録することができ、ロゴマークも問題なく使用することができます。通常はアダプターで十分です。ここでは「アダプターメンバー」への登録方法と、「EPL登録」について解説します。

Bluetooth SIGメンバー登録の流れ

  1. 新規SIGメンバー登録
  2. EPL登録
  3. Bluetoothロゴデータのダウンロード

まずメーカーとしてのSIGメンバー登録、その後に自社製品のEPL登録を行います。
このページでは新規SIGメンバー登録方法について解説します。
EPL登録はこちらのページへ続きます。

新規SIGメンバー登録

① Bluetooth SIGのホームページへアクセスし、画面右側の「Become a Member」バナーをクリックします。

http://www.bluetooth.org/

② Membership Registrationページが表示されます。

③ ページを下にスクロールして、「Registration option」枠内の「Register My Company for Adopter Membership」を選択します。

④ 「BLUETOOTH SIG, INC. MEMBERSHIP APPLICATION」を一読の上、問題がなければ下部のチェックボックスをマークします。

⑤ さらに画面を下にスクロールして、「About You」内の項目を英語で入力します(*印は必須)。全て入力が終わったら、「Next」ボタンをクリックします。

  • First Name: 名前
  • Last Name: 名字
  • Company: 新規メンバー登録時に入力した英語の会社名
  • Job Function: 最も近い事業内容をリストから選択
  • Email: メールアドレス
  • Verify Email: (確認用)メールアドレス

⑥ 次の画面に切り替わったら会社情報などを英語で入力します(前画面での登録内容によって入力項目が異なる場合があります)。入力完了後、「Next」ボタンをクリックします。

⑦ 次に新規メンバー登録に関するアンケートが表示されるので、そのアンケートに回答して最後に「Submit」ボタンをクリックします。

⑧ その後、登録したメールアドレスに確認メールが送付されるので、その確認メール内にあるリンクURLへアクセスします。表示されたページで最終確認を行います。

⑨ ユーザーIDとパスワードが発行されて、メンバー登録完了です。


これでSIGメンバー登録が完了です。
次に御社製品のEPL登録を行います。EPL登録に関する詳しい解説は次のページをご覧ください。
引き続きEPL登録の手続き解説はコチラ

まとめ

  • Bluetoothのロゴマークを使用するためにはロゴ認証(BluetoothSIG認証)が必要です(ロゴマークを使用しない場合もロゴ認証は必要です)。
  • ロゴ認証済みBluetoothモジュールを組込む場合には最終製品のEPL登録を行うことでロゴマークが使用できるようになります。
  • EPL登録を行うためには、まずBluetoothSIGのメンバー登録が必要です。
  • メンバー登録とEPL登録は無料のウェブ登録です。

この記事を書いた人

無線化.comカスタマーサポート担当 清水芳貴
無線化.comカスタマーサポート担当 清水芳貴
Bluetooth業界に足を踏み入れてから早10年。
初心者がイチから学んだ知識とノウハウを、初心者の方でもわかりやすいようにお伝えすることを心がけています。