よくある質問

ZEALを既製品の装置に外付けして無線化することはできますか?また外付けする際の注意点はありますか?

 ZEALは既製品の装置(DSub9ピン)に外付けして使用することも可能です。ただし、以下のような理由から通常の組込み利用時に比べて難易度が上がってしまいます。場合によって無線化が実現できないケースもあるため注意が必要です。

【理由1】
ZEALは「組込み用」の電子部品であるため、DSub9ピンに外付けしようとした場合には別途アダプタが必要となります。評価目的用にDSub9ピンへ接続できるシリアルアダプタもございますが、基板むき出しとなってしまいますので取り扱いには注意が必要です。

【理由2】
通常、ZEALはマイコンとUARTでつないでいただき、マイコンからBTコマンドを発行することでモジュールを制御していただきますが、外付けの場合にはマイコンからの制御ができないため、モジュールの操作に制限が出てきます。
標準的な使用方法は下記ページをご参照ください。

【理由3】
外付けするのが他社製の既製品の場合、装置間でどのようなタイミングでデータのやり取りを行っているのか、ボーレートなどのシリアル設定値はどのような設定になっているのか等、シリアルデータ通信の仕様を把握しておく必要があります。

【理由4】
既製品は有線通信を行うことを前提としたソフトウェアとなっており、無線通信への置換えを想定していないことがほとんどですが、既製品には手を加えられないというのが懸念点のひとつです。
BluetoothはRS232Cのシリアル通信を無線に置き換えることができますが、やはり無線と有線との違いから全く同じというわけにはいかないケースがあります。 例えば無線通信の場合は通信効率をあげるため、RFチップが自動でバッファリングを行ったり、電波干渉による影響などでタイムラグが発生する場合があります。そのようなタイムラグは無線通信では避けられないため、タイムラグや通信が切断されることを考慮したソフトウェア開発が必要となりますが、既製品はそのようなことが想定されていないため、結果としてBluetooth通信は正常に動作していても、既製品側のソフトウェアが未対応で通信エラーと認識してしまい、あたかも無線通信できていないようにふるまってしまうケースが稀にあります。
そうなってしまった場合、自社開発製品であればソフトウェアに手を加えることで修正できる場合もありますが、他社製の既製品となるとソフトウェアに手を加えることができず、八方塞になってしまったケースが過去にありました。

以上のように、既製品への外付けは「試してみなければわからない」というのが実情ですが、難なく既存シリアル通信のBluetooth化に成功されたケースも多々ございます。事前にご相談いただけましたら、実現の可否についてアドバイスさせていただきます。
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