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Bluetoothに関するよくある質問 – ②通信編(FAQ)

Q. Bluetoothは混線の心配はありませんか?

Bluetoothは全世界でユニーク(唯一)のBDアドレス(Bluetooth Device Address)をもっています。接続時にはそのBDアドレスに対して接続要求を行うため、他のBluetooth機器とつながってしまうことはありません。

Bluetoothは携帯電話と同じように考えることができます(「BDアドレス=電話番号」)。電話番号は重複することがないため、番号を指定して発信する際、他の電話にかかってしまうことはありません。また、一度通話が確立されれば、基本的に1対1での通話となり、他の電話から割り込まれることはありません。

Q. BluetoothのAFH機能とは何ですか?

Ver1.2から採用されたAdaptive Frequency Hopping機能の略称で、同じ2.4GHz帯を使用する無線機器との干渉を防ぐ機能です。

無線LAN、コードレス電話、電子レンジなどBluetoothと同じ2.4GHz帯を共有する機器が一定の周波数を占有しても、同じ帯域内で使用可能な周波数を自動的に検出し、使用することで安定した通信を確保します。

Ver1.1では無線LANを使うパソコンなど、他の無線機器が近くにあると干渉を起こすことがありましたが、 AFHによって他無線機器との干渉が軽減され、パフォーマンスの向上を実感できるようになりました。

Q. Bluetooth機器は他の無線機器と電波干渉しませんか?

Bluetoothは周波数ホッピング方式を採用しており、1秒間に1,600回の頻度で自動的に使用するチャンネルを切り替えているため、周囲の無線機器からの影響を受けづらく、また影響を与えづらい無線規格と言えます。

さらにVer1.2以降からは新たに搭載されたAFH機能によって、より干渉に強い仕様となりました。

Q. Bluetooth機器から携帯電話へBluetooth接続を行う場合、周囲にいる携帯電話に勝手に接続してしまう心配はありませんか?

まず、携帯電話がBluetooth接続待ち受け状態になっていなければ勝手に接続されることはありません。また、例え待ち受け状態であったとしても、大概の携帯電話では、接続要求に対して許可するかどうかの確認画面が表示されますので、そこで許可をしなければ接続はされません。

Q. Bluetooth通信の場合、高いボーレート設定と低いボーレート設定では、データ送受信の確実性に違いが出てくるのでしょうか?

基本的に違いはありませんが、ZEALの性能として、高いボーレート設定では通信が不安定になる場合があります。

Q. Bluetooth通信の再送機能とは何ですか?

相手側機器に届かなかったデータを再度送信する機能です。この機能があるためBluetooth通信では安定したデータ通信が行えます。

この機能はBluetoothチップが自動で行うため、ユーザは特にそれを意識せず、この機能を利用することができます。電波環境が悪い場合でも確実にデータを送信できますが、その場合は少なからずタイムラグが発生します。

ここで言う再送とは無線通信間におけるデータ通信を指し、ZEALとマイコン間におけるUARTでのデータ通信とは異なります。ハードウェアフロー制御なしでのご利用の場合、UART間では通信環境次第でデータ落ちが起こり得ますのでご注意ください。

Q. 心臓ペースメーカ、医療機器への影響はありますか?

医療現場での無線利用については、総務省をはじめ世界各国で調査が進められています。高い信頼性を要求される場面では、まだまだ検証が必要ですが、ヘルスケア機器のような高い信頼性を要求されない場面では徐々にBluetooth搭載機器が増え始めています。
医療・産業用機器でのBluetooth搭載事例紹介(堀場製作所様)