なぜ、無線化.comがスマートロックを作るのか?
今、IoTという言葉が注目を集めています。Internet of Things、つまりモノのインターネット化です。日常を取り巻く様々なモノがインターネットとつながり、私たちの生活を便利にする、そのようなIoT環境を実現するためには不可欠な要素が3つあります。
その3要素とは、ハードウェア(デバイス)、アプリケーション(クラウド)、そしてその2つをつなぐBluetoothです。
これまで無線化.comでは、「認証済みBluetoothモジュールZEALシリーズ」のご提供を通じて、みなさんの無線化をお手伝いしてきましたが、ここ最近、
「Bluetoothを使ってこういうものを作ってもらえないか?」
「Bluetoothを使ってこういうことがやりたいんだけど実現するにはどうすればよいのか?」
こういったご相談が少しずつ増えてきました。
- アプリケーションは自分たちで作れるけれど、ハードウェアを作るのはハードルが高い。
- Bluetoothを使えばスマホとデバイスをつなげられるのはわかってるけど、具体的にどうアクションを起こせば良いのかわからない。
みなさん、様々なアイデアをお持ちです。ただ、それをどうすれば実現できるのか、その具体的な手段がわからないとお困りの方が少なくないようです。
世の中には、
- デバイスを作れる会社
- アプリケーションを作れる会社
- Bluetoothモジュールを提供する会社
それぞれ単体を作れる会社は山ほどあれど、それらをつなげて一つのサービスとしてまとめ上げる、これができる会社って意外と少ないのだと実感しました。
Bluetoothは単なる通信手段の一つに過ぎませんが、スマホに標準搭載されることによって、アプリケーションとデバイスの橋渡し役を担う重要なキーテクノロジーとなりました。であれば、Bluetoothモジュールの専門メーカーとして経験とノウハウを蓄積してきた当社も、デバイスメーカーとサービス事業者をつなぐ「橋渡し役」としてお役に立てるのではないか、そう思うようになりました。
そこで新たに立ち上げたプロジェクト、それが Tempolock(テンポロック)プロジェクト です。
Tempolockプロジェクトは、Bluetooth、電気錠(デバイス)、クラウド、それぞれの技術を得意分野とする、専門3社による共同開発プロジェクトです。
- Bluetooth(無線化.com / エイディシーテクノロジー株式会社)
- 電気錠(株式会社シーズンテック)
- クラウド(サードパーティ)
第一弾は「今お使いの鍵がちょっと便利になる電気錠」
Tempolockプロジェクトの第一弾は、シリンダー錠外付け型電気錠 – Tempolock Door(テンポロックドア)です。
サードパーティ向けAPI提供で、みなさんのサービスとスマートロックがつながる
Tempolock Door(以下、TLD)の画期的な特長のひとつ、それはサードパーティ向けのAPI提供です。つまり、みなさんの作ったアプリから、扉の電気錠(スマートロック)を制御することができるんです。
スマートロックに興味があっても、デバイス(ハードウェア)とクラウドを自前で用意するのは、コストも運用も大変です。 TLDはサードパーティ向けにSDK、API、クラウドをご提供いたしますので、TLDを利用すれば、自社サービスにスマートロックを組み込むこともカンタンです。
みなさんのサービスとスマートロックを連携させたら、便利になると思いませんか?
Tempolockとのコラボレーションで、貴社サービスの可能性は無限大です!